07/10/15 18:24:01 wgim36i60 BE:296822944-PLT(13907) ポイント特典
Windows Vista SP1βレポート
SP1登場でWindows Vistaはどう変わるのか?
去る9月25日、米マイクロソフト社はベータテスター向けに、「Windows Vista Service Pack1 Beta」(以下Vista SP1)を提供開始した。
2008年第1四半期の正式リリースを目指して開発が進められている。本稿ではそのVista SP1に実装される機能や改良点について、SP1βを元に解説する。
今回配布されたVista SP1β版は、Vistaがインストール済みのパソコンをアップデートするスタンドアロン版と、
VistaのインストールDVDの内容をVista SP1にアップデートしたDVDイメージの2種類が提供されている。もちろん32bit版(x86)だけでなく、64bit版(x64)もある。
DVDイメージが用意されていることを考えれば、Vista SP1がリリースされれば現在のVistaパッケージは作り直され、Vista SP1対応版として発売されることになるのだろう。
マイクロソフトではSPの位置づけを、“バグ修正を中心とした機能修正版”と位置付けている。しかし、前Windows XP時代の「Windows XP Service Pack 2」(XP SP2)では、
単なるバグ修正だけでなくセキュリティー面での大幅な機能追加があった。見た目でも変更点が多かったし、使い勝手上も大きな違いがあった。
Vista SP1はXP SP2とは異なり、いくつかの機能追加はあるものの、バグ修正やシステムの信頼性/性能向上がメインになっている。
また、Vista SP1で提供されている多くのモジュールは、Windows Updateやダウンロードセンターで配布されているものと多くが重複する。
例えば、8月にダウンロードセンターから提供されたQFEモジュール(パフォーマンスと安定性アップ、互換性と安定性アップの2つのモジュール)は、すでにWindows Updateでも提供されている。
Windows Updateのようなタイムリーなアップデートシステムが存在する現時点では、SPの形で修正パッチをまとめて届ける必然性はないとも言える。
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