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フライデー発売中止…時津風部屋問題で写真掲載ミス発覚
講談社は4日、5日発売予定だった写真週刊誌「フライデー」(10月19日号)の発売を急きょ中止した。
同社は「記事の作成過程で重大なミスがあった」としか説明していないが、大相撲の時津風部屋の力士が死亡した問題を扱う
特集の写真と記事に間違いがあったためとみられる。同編集部によると、フライデーが発売中止になるのは1984年11月の
創刊以来初めて。同編集部は「訂正が間に合わず、発売を断念せざるを得なかった」としている。
創刊23年、数々のスクープ写真をすっぱ抜いてきた写真週刊誌が、初めて発売中止に追い込まれた。
関係者によると、5日発売予定だった「フライデー」では、大相撲の時津風部屋の力士が死亡した問題を扱う特集を組んでいた。
だが、死亡した力士に暴行を加えたとされる兄デシの写真を誤って掲載。4日早朝に気付いたが、訂正が間に合わなかったという。
そのため、講談社では取次店などに発売中止を申し入れた。
この日、「フライデー」編集部ではコメントを発表。「特集記事作成の過程で、重大なミスが発生したことが事前に判明した。
発売日までに訂正が間に合わず、やむなく発売を断念せざるをえなかった」と説明。「読者、関係者に深くお詫びします」としている。
編集部によると、フライデーは実売発行部数約41万5000部。1984年に創刊されて以来、芸能、政治など幅広い分野で数々の
スクープを飛ばしてきた。来週号は通常通り発行し、今週号の記事の扱いは今後検討する。
フライデーは1998年にも、和歌山市の毒物カレー事件で逮捕前の林真須美被告らと間違えて、別人の写真を掲載。
この時は発売後に誤りが分かり、講談社は当該号を回収。後に慰謝料300万円を支払うことで和解した。
また、96年には、オウム真理教の松本智津夫死刑囚=教祖名・麻原彰晃=の法廷内の写真を掲載。東京地裁は発売中止と
回収措置を求めたが、講談社側は拒否した。さらに、98年にも法定内の松本死刑囚の写真を掲載したが、この時も発売中止の
要求を拒否している。
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