07/09/09 18:54:51 3+CPPYNq0 BE:179617695-PLT(12001) ポイント特典
[CNET Japan] ウィルコム、契約数が3年6カ月ぶりの純減に--PHS人気に陰り
ウィルコムの契約数が8月に純減に転じたことが、9月7日に電気通信事業者協会(TCA)が発表した資料から明らかになった。
契約者同士の無料通話やPCでのインターネット定額接続などで人気を集めていたPHSだが、ここにきて再び転機を迎えている。
TCAによればウィルコムの8月の契約数は464万5200件で、前月に比べて1万3900件減った。ウィルコムの契約数が純減と
なったのは2004年2月以来、3年6カ月ぶりとなる。
これまでウィルコムは料金の安さで人気を集めてきた。月額2900円でPHS同士の通話や、他社やPCを含めたメールの
送受信が無料になるプランや、PCからのインターネット接続が同6090円という定額プランなどを提供してきた。
ただし近年では、ソフトバンクモバイルが月額980円で契約者同士の通話を夜間以外は無料とする「ホワイトプラン」を
提供しているほか、2007年3月からはイー・モバイルが下り最大3.6Mbpsで月額4980円のモバイルインターネット接続サービスを開始している。
ソフトバンクモバイルは4月から8月まで4カ月連続で純増数1位となったほか、イー・モバイルも8月に契約者数が10万件を突破するなど好調だ。
PHSは技術の特性上、通信速度では第3世代携帯電話にどうしても見劣りしてしまう。そこでウィルコムが狙うのが、次世代PHSと呼ぶ
高速通信方式だ。携帯電話事業者が採用を計画しているモバイルWiMAXと同じ2.5GHz帯を利用し、20Mbps以上の通信速度を目指す。
総務省は9月10日より2.5GHz帯の免許申請を受け付ける予定で、この周波数帯の割り当てが、今後の通信業界の行方を大きく
左右することになる。
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