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中国少林寺拳法発祥の地である少林寺の僧侶が、かつて日本の忍者に負けたことがあると発言した
インターネットユーザーに対し、少林寺が謝罪を求めている。中国のメディアが8月31日に報じた。
中国南部の河南省にある少林寺は、西洋諸国では1970年代のテレビ番組「燃えよ! カンフー」で、
グラスホッパーことクワイ・チャン・ケインが修行した場として有名になった。
忍者は武道で鍛えたプロの殺し屋で、その存在は中世の日本にさかのぼる。
Beijing Newsによると、少林寺僧侶側の弁護士は「いわゆる敗北は純粋なでっち上げで、われわれは
このインターネットユーザーに対し、過ちについて国中に謝罪することを要求する」との談話を発表した。
中国と日本の関係は良好な時でも微妙であり、20世紀前半に日本が中国に侵攻して一部を占領したことを
めぐる感情は、今でもくすぶり続けている。
同紙によると、「Five Minutes Every Day」を名乗る問題のインターネットユーザーは、オンラインフォーラムに
先週、ある日本の忍者が少林寺を訪れて決闘を申し込み、多数の僧侶がこの忍者に敗れたと書き込んだ。
この投稿には「僧侶たちが日本の1人の忍者を倒せなかったという事実は、僧侶たちがカンフー指導者の名に
値しないことを示している」と記されていたという。
同紙によると、少林寺は「(このユーザーの)恐るべき行為を強く非難」し、僧侶たちは「少林寺とその僧侶、
ひいては武道と中国全体に対する極めて無責任な行為だ」と非難している。
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