07/08/30 10:18:37 YwuK2oru0 BE:48143322-PLT(13690) ポイント特典
右利き、左利きにかかわらず、子供を右手に抱く母親は多大なストレスを感じている可能性が高いという
研究結果が伝えられ、赤ちゃんをどちらの手に抱いているかといった単純な行動を観察することで、母親が
産後うつになるリスクが高いかどうかの判断に役立つとみられていることが伝えられた。
ダラム大学の心理学者チームが、母親79人と生後平均7ヵ月の子供を対象に行った実験では、母親に
子供を自然に抱いてもらう様子を観察すると共に、母親の精神状態を調査したという。
その結果、子供を右手に抱く母親は、ストレスの兆候がまったくみられなかった母親全体の14%にとどまった一方、
ストレスにさいなまれている母親のうち、32%が子供を右手に抱くということが分かった。
調査元では、ストレスを感じている母親が子供を右手で抱く傾向が強い理由は不明であるものの、子供との
触れ合い方は、母親の心理状態をよく表すと指摘。多くの母親は自分がうつ状態にあることに気づかず、
また気づいたとしてもそれを認めようとしないケースが多いとし、これらの母親の行動が、医師や助産師が
母親の産後の精神状態を判断する指針となり得ると指摘しているという。
なお、少なくとも全体の10%の母親は産後うつに苦しんでいるとされ、これらの母親の多くは子供が泣くと
いった自然な行動にも、自分を困らせようとしているといった、否定的な感情を抱きやすいとされている
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