07/08/22 02:50:13 2SVUbjl90 BE:446795892-PLT(12002) ポイント特典
18日、名作野球漫画を実写化した『キャプテン』が初日を迎え、主人公の谷口
タカオを演じた布施紀行、筧利夫、宮崎美子、岩田さゆりら主要キャストと監督
の室賀厚が舞台あいさつを行なった。
野球部を取材する新聞部員の佐々木舞役を演じた岩田は、野球部の少年たち
とあまり話す機会がなかったそうだ。「みんなにぎやかで元気でフレンドリーに
接してくれたんですが、私は人見知りなんで冷たくしたかもしれないです……」
と言ったところで、少年たちを見ながら、ちょっとだけ言葉につまってしまった岩田。
謝るほどではなかったのだろうが、申し訳なさそうにしていたのが印象的だった。
主人公の谷口を演じたのは約3000人の中からオーディションで選ばれた布施。
谷口役に決まった瞬間の気持ちを聞かれ「自分が主役で映画ができるのかと思っ
た」と謙遜(けんそん)していた。しかし完成した映画については「意外といい映画
だった(笑)」と発言し、その自画自賛(?)ぶりに、会場は大爆笑。
父親役の筧も「1度ならず、2度、3度、4度、5度と(笑)、友人とでも、親せきのお
ばちゃんとでも、何度でも映画館に足を運んで下さるようお願いいたします」と、
まるで選挙演説のような話しぶりで場を盛り上げた。その様子は映画の中で演
じた熱い父親そのもので、舞台あいさつでも少年たちをバックアップして父親役
としての貫録を見せていた。
『キャプテン』は1972年に発表された故・ちばあきお原作の野球漫画。コミック
累計発行部数は1900万部になるという名作で、谷口、丸井、イガラシ、近藤と
代々の墨谷二中野球部キャプテンを主人公にしながらストーリーが進んでいく。
今回は、シリーズの中でも特に人気の高い「谷口キャプテン時代」を映画化している。
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