07/07/31 13:40:47 L7op4TG20 BE:1067220476-PLT(15001) ポイント特典
妹殺害“見下され怒り爆発”
この事件はことし１月、東京・渋谷区の歯科医師の自宅で２０歳の短大生の
切断された遺体が見つかったもので、兄で予備校生だった武藤勇貴被告（２２）が
殺人と死体損壊の罪に問われています。
３１日に東京地方裁判所で開かれた初公判で、武藤被告は「まちがいないと思います」と
述べ、起訴事実を認めました。冒頭陳述で、検察側は「武藤被告は、尊敬する両親に
反抗的な態度をとる妹に日ごろから憎しみを抱き、４回目の大学受験を前に、勉強に
集中できず成績が上がらないことに悩んでいた」と指摘しました。
そのうえで、「妹と自宅で口論になった際、『自分は女優になる夢があるが、あなたは
歯科医師の両親の物まねをしているだけだ』と言われ、見下されたと感じて怒りが一気に
爆発した」と犯行の動機を指摘しました。そして、妹の首をタオルで絞めたうえで浴槽に
沈めて殺害し、犯行を隠すため、浴室で遺体を切断したことを明らかにしました。
これに対し弁護側は、武藤被告の犯行後の行動などに不可解な点が多いことから、
当時の精神状態を詳しく調べるよう求めました。
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