07/06/26 00:52:53 meH7dsQV0 BE:444060746-PLT(12200) ポイント特典
本文 3月に発売されたアルバム「HOME」は、100万枚以上を売り上げた。
シングル、アルバムを通して、今年上半期で唯一のミリオンセラーだ。
5月にはシングルの併録曲を集めた「B―SIDE」という編集盤も出し、こちらもヒットしている。
デビューから15周年を迎えた現在も、純朴で優しい世界を歌い続ける彼らへの支持は根強い。
ステージの幕が開き、ボーカルの桜井和寿が登場する。
いつもと変わらない善良そうな笑顔。裏声になるときの切なそうな表情。
日常生活の何気ない一コマを描写したかのような歌詞。どれを取っても「みんなが大好きなミスチル」だ。
彼らは決して大上段に構えない。それはステージも同じだ。
自分たちは君たちと一緒、と訴えているようだ。そこが、男女を問わない人気の秘密なのだろう。
「HOME」の中核とも言える曲「彩り」の歌詞に、彼らの立ち位置は見事に表現されている。
どんなに立派な事を言っていても、結局僕たちは「小さな庶民」に過ぎない、
小さな生きがいだけが日常に彩りを添えていく―。ライブでも特にこの曲は、桜井の感情表現が見事だった。
今回のツアーには、彼らの長年のパートナーで、
プロデューサーの小林武史がキーボードで参加し、弦楽器や管楽器も加わっている。
「HOME」のレコーディングの状態に近い形のステージになっており、そこに彼らのこのアルバムへの自信がうかがえる。
曲によっては音が分厚く、プログレッシブ・ロックのような壮大な展開をしていくものもあったが、
基本線はあくまでストレートに歌を聴かせる彼ららしいステージだった。(桜井学)
―7日、横浜アリーナ。
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