07/06/14 19:25:09 fn4djaaY0 BE:649299375-PLT(17708) ポイント特典
トヨタのテレビCMに警告
本誌1100号(6月14日発行)
英広告業界の自主規制団体、広告基準機構(ASA)は、トヨタ自動車のテレビCMの内容に誤りがあるとして、放送を取りやめるよう警告した。
問題となっているのは、電力を利用したハイブリッド乗用車「プリウス」のCM。ディーゼル車と比べて、最大で年間1トンもCO2排出量が少ないことを売りにしている。
しかし、ASAによれば、この数値は年間平均走行距離が2万キロの米国を基準に算定しており、平均走行距離が1万3400キロの英国では削減量が異なるという。
トヨタ側は、CO2排出量が「最大で」年間1トン少ないと言っており、事実には反しないと主張。他車との比較資料をASAに渡した。
1キロ当たり170から200グラムのCO2を排出する英国車と比べ、トヨタのプリウスは、105グラムと確かに環境に優しい。ハイブリッド市場を支配するトヨタは、
石油価格の高騰などの影響を受けて、急速に売上を伸ばしている。今年度、同社は2006年の9割増となる9000台を英国での販売目標としており、この数字は2005年の売上台数の200%に相当。
5年以内に年間100万台の売り上げを目指す。
6月6日付「ガーディアン」誌
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