07/06/13 02:07:02 wIt0EU5v0 BE:1218816768-PLT(12000) ポイント特典
このままでは不良債権化は必至?! ヤンキース傘下3Aスクラントンで調整中の井川慶投手が、
すっかり蚊帳の外に置かれている。
開幕前は、レッドソックス・松坂以上の活躍ができるのでは? と期待の大きかった井川だが、
ふたを開けてみれば、やはりメジャーの壁は厚かった。
一時は6月4日の登板を回避した44歳右腕、クレメンスの“代役”として名前が挙がったが、結局、
“代役”を務めたのは3Aから昇格したデサルボ。クレメンスが救世主的な活躍を見せている今、
井川のメジャー昇格はますます遠のいたといえる。
米メディアの間でも、井川に対する評価はシビアで、「当分はマイナー暮らしが続く」という見方が大勢だ。
シーズン途中での放出もあり得るという危機的な状況だが、チーム関係者は「井川はフォームの改造に取り
組んでいる最中で、チームも長期的な視線で見ている。
ここで井川を見限ってはキャッシュマンGMの責任問題にもなりかねない。ヤンキースはまだ、井川の復活に
期待を寄せている」と話す。
多額の投資をしていることもあり、即トレードということはなさそうだ。
ただ、ヤンキースは過去に、多額の投資をしながら、あっさりとクビを切ったコントレラス(現ホワイトソックス)の例もある。
スタインブレナー・オーナーはすでにキャッシュマンGMの責任問題に言及しており、もし、キャッシュマンGMの
クビが飛ぶようなことになれば、井川は危うい立場に置かれることになる。
加えて、このところヤンキースの先発投手陣が充実してきていることもあり、井川の入り込む余地がなくなっているのは事実。
上で故障者が出れば緊急昇格もあり得るが、フォームが安定し、マイナーで余程の結果を出さない限り、
メジャー昇格は当分、先送りとなりそうだ。
もっとも、救いなのは、井川がマイナーでも腐らず、淡々とマイペースを貫いていること。「どんな環境でも自分のベストを尽くす」と
いうのが井川の信条。このまま“不良債権”にならないためにも、井川の奮起に期待したいところだが…。
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