07/06/09 19:15:12 PZLKU08c0
【ゴルフ】 宮里、予選落ち
女子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米女子プロ選手権は8日、当地のブルロックGC(6596ヤード、
パー72)で第2ラウンドを行い、宮里藍は通算4オーバーの85位で、1打足りずに予選落ちした。
宮里の予選落ちは今季2度目。メジャーでは05年の全米女子オープン以来、3度目。
前日8位タイのスサン・ペテルセン(ノルウェー)が通算8アンダー、136で首位。
1打差の2位はカリー・ウェブ(オーストラリア)。アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は5位タイ。
17歳のミシェル・ウィー(米国)は通算3オーバーで決勝ラウンドに滑り込んだ。
◇宮里、1打足りず85位…距離感に苦しむメジャー初優勝が期待された宮里が、1打足りずに予選落ちした。
予選の2日間で見えてきた課題は何か。宮里自身が真っ先に挙げたのは
「ビトウイーン(クラブの番手と番手の平均飛距離の、間くらいの距離を打つ時)の距離感の出し方」だった。
今回はドライバーでほぼ確実にフェアウエーをとらえたが、2打目以降でピンに絡めない場面もあった。
例えば、この日最初のボギーをたたいた4番。フェアウエー中央から第2打目をグリーン右のラフに打ち込み、
反撃態勢を作りきれなかった。グリーン周りのラフの深さを意識し過ぎたのもあっただろうが、
ピンまでの残りの距離に対して、打つときの力加減やクラブの振り幅などの感覚の問題も抱えていたようだ。
米女子プロゴルフ協会(LPGA)によると、宮里のドライバーの平均飛距離は248.5ヤード。
決して「飛ばし屋」と言える部類ではない。それを正確なアイアンショットなどでカバーする必要がある
宮里の心に「迷い」があっては、苦しい展開を強いられるのも当然だ。もちろん、3~5メートルの距離の
パットを決められなかったのも反省材料。ただ、自己ワーストの82をたたいた前週の
ギン・トリビュート最終日よりは「精神的にいい状態だった。パターは技術的に修正することはない」という。
来週はウェグマンズ。昨年、予選落ちした大会だ。「(練習は)小技に割く時間が多くなる」。
21歳に落ち込んでいる暇はない。【田中義郎】
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