07/06/03 12:31:41 r7BryzUH0 BE:316341465-PLT(12522) ポイント特典
ネットのいじめは、時間を問わない。自宅にいる一人の時間にも食らいつく。
最近、中高生の間で人気なのは、主に携帯電話からのアクセス用に作る自己紹介
ホームページ「プロフ」。愛知県の高一女子(15)は、自分のプロフに、仮名の「ゆかっぺ」
から嫌がらせをされた。「だからおまえしねっつーの」「お前の顔とそのぅざぃ性格が痛い
よっ。いたぁぁぁぁぃ…」(原文のまま)。ある日の正午ごろ突然、始まった書き込みは深夜
まで及び、その後も二週間続いたという。
学校を卒業、あるいは転校しても追いかけてくる。
インターネット・ホットラインセンター(東京)に通報された、ネットの掲示板への書き込み
には、例えば-。
<横浜市〇〇中学校を卒業した△△を殺す>(〇〇は実在の校名、△△は生徒名)
<〇〇遺書書いて自殺しろ>(〇〇は卒業した生徒名)
フリースクール「東京シューレ」(東京)によると、ある女子中学生はいじめに遭った後、学
校を辞めてフリースクールにきたが、半年たっても「死ね」というメールが届いたという。
さらに、掲示板などに書き込まれた中傷や、張り付けられた写真は、やった本人か掲示板
の管理人が削除しない限りはずっと残る。コピーされて別のサイトに流出する可能性もある。
いつでも、どこでも、いつまでも。いじめの矢はネットにのって飛んでくる。
法政大教授(臨床教育学)の尾木直樹(60)は言う。「かつてはいじめられるタイプの子は
金曜日の夜から元気になった。土、日曜日はいじめられない解放感があるから。『あいつら
の顔見なくていいやー』と。ネットのせいで、今は、それもない」
URLリンク(www.chunichi.co.jp)