07/05/24 22:55:05 v7/Nyc1U0 BE:476993939-PLT(11002) ポイント特典
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が、ファイル交換ソフト「ウィニー(Winny)」の
「合法的な利用」を「机上の空論だ」とする声明を発表した。利用即違法になるという考え方だ。
しかし、単に「ウィニー」を利用する行為、アップロードはしないで、
ダウンロードだけする場合でも「違法」となるのか、専門家のなかでも評価は異なっているようだ。
●「仕組みを前提とする限り、侵害行為を行っているとみなされる」
ACCSは「ウィニー合法利用説」を「机上の空論」とする声明を発表した
URLリンク(www.j-cast.com)
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、京都府警生活経済課ハイテク犯罪室と
五条署は2007年5月18日、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)に掲載された漫画作品を、
ウィニーを通じて権利者に無断でアップロードしたとして、東京都足立区の少年、
岩手県盛岡市のアルバイト男性、大阪市大正区の会社員男性を
著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕した。
同協会によればウィニーを利用して刑事摘発されるのは、2度目だという。
この逮捕の日、ACCSの久保田裕専務理事・事務局長は今回の事件について
「Winnyによる侵害行為が蔓延している実態を改めて示したもの」とする声明を発表。
ウィニーを利用すること自体、「合法ではない」との見方を示した。
「現状のWinnyネットワークでは、参加するだけでファイルの断片を勝手に
中継させられるという機能があることからも、完全な合法利用と言い切るのは無理があると考えます」
個々の利用者が、違法ファイルをバケツリレー方式で「中継」する蓋然性が高い、
という現状からして、違法行為以外の用途で使用される可能性が皆無だ、と久保田専務理事は指摘しているのだ。
実際、こうしたウィニーの「実情」を利用者は知らないはずがない。そう判断すれば、法的には「違法」だ。