07/05/09 01:01:47 EFiT69VZ0 BE:490772039-PLT(10130) ポイント特典
発売から3ヶ月が経つ新型OS「ウィンドウズ・ビスタ」だが、ユーザーからはあまり良い声が
聞こえてこない。「ものすごく重くなった」「見た目がかわるので、操作しづらい」といった声のほか、
PCサポート業者は「お客さんがPCを買うときは、ほとんどがXPを選びますね」と話す。
本格的な普及までには、まだまだ時間がかかりそうだ。
「インターネットコム」が07年3月に結果を発表した、官公庁・自治体・民間企業に勤務する
20代~60代の男女330人を対象にした調査によると、自宅のOSが「ビスタ」だと答えたのは、
わずか0.9%(3人)で、勤務先でビスタを使用している例は皆無だった。
現在ビスタを使用していない人のうち、約75%が「ビスタに興味がある」と答えているものの、
「ビスタ対応PCを購入予定」と答えた人はそのうち23.2%(57人)で、実際の購買意欲は
低めだということが浮き彫りになった形だ。
PCの出張サポートサービスを行っている「PCオレンジ」でも、
「新しいPCをお勧めする場合は、お客様が特に『ビスタ』を希望されない限り、基本はXPですよね。
例えばデルでは、ビスタが搭載された機種とXPが搭載された機種の両方を販売していますが、
皆さんXPをお選びになりますね」 と話す。
画面のレイアウトがXPとビスタでは大きく異なるため「新たにPCを買う時にも、
使い慣れたOSで」という理由で、XPが選ばれるケースが多いのだという。また、
「(XPからビスタに)乗り換える場合は、メモリを増設することが前提です」
と、概してビスタの方が「重くなる」こともXPが引き続き支持されていることの背景にあるという。
ある50代の会社員が新しく買ったPCも「XP」がインストールされたものだった。
「パソコンを新しくする際、誰に聞いてもビスタはやめとけ、と言われました。立ち上げに5分かかるようになった、
なんて恐ろしい話も聞きました。それに、『オフィス』は新しいバージョンを入れたのですが、
操作に慣れるのに数時間かかりました。これでOSまで変わったら、もっと大変でしょう」(一部略)
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