07/04/11 07:10:59 B/YGThHB0 BE:859953299-PLT(11285) ポイント特典
■罷り通る“悪平等”
人権は、どんな状況下でもどんな人に対しても、断固 として守るべき最重要の価値観である。
思想、信条も、 政治観も、言論表現の自由も、立場によって制限されて はならない。しかし、
現実はどうか。人権の実現を目指 しつつかえって人権を損ねている事例が目につく。
やや特殊な例かもしれないが、「人権教育」で知られ る広島県をみてみよう。
(略)
「人権教育の柱は、“差別・選別をしない”です。結果として先生はいつも生徒と同じ目の高さに
いなければならない。ですから、普通にあるような授業の始め方“起立、礼”さえもありません。
“はい、静かにして”“席について”と何となく始まり“ここまで”と何となく終わるんです。
朝礼でも、“前へならえ”“気をつけ”“休め”は軍国主義だとしてやりません。うちの子は“回れ右”も
出来ないんです」
別の元PTA役員も述べた。
「最も顕著なのが運動会です。入場は“行進”ではなくただ歩くだけ。ラジオ体操もダメ、徒競走は、
あらかじめ全員のタイムを計り、タイムの近い子同士で走らせるので、一人だけ飛び抜けて一着になる、
或いは大きく離されることはありません。選手のリレーなどもっての外です。差をつけることは差別だと
いうのです。見ていてこれほどつまらない運動会もありませんよ」
URLリンク(www.shinchosha.co.jp)
(続く)
櫻井よしこ氏の本の抜粋