07/03/05 13:49:07 BE:28037726-PLT(10180) ポイント特典
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【栃木支局】県連は、06年11月17日、宇都宮地方法務局を訪れ、「小山の○○地区は、部○出
身が多いらしいよ」「○○は同和」などインターネット電子掲示板「2ちゃんねる」上に小山市内
の被差別部落出身者の名字、地区名の差別書き込みがあり、小山市が削除要請をおこなった
ものの同法務局が「伏字や隠語を用いた表現だから断定できないので削除しない」とした見解
(2290号既報、そののち上級庁の指導で削除)で、差別煽動を放置したことについて話し合いを
おこない、県連から事前に提出していた4項目の質問には別項の通り回答(見解)した。
話し合いは、県連から和田献一・委員長、谷田孝紀・書記長ら4人が、同法務局からは大村洸
一・人権擁護課長ら2人が出席した。
内容は、小山市から削除依頼を受けた当初の見解(06年7月7日)と上級庁から指導を受け、
書き込み内容の差別性を確認し削除をした経過、同法務局の差別書き込みか否かの判断基
準などを話し合った。
和田県連委員長は、「「部落地名総鑑」は名字と地名が記載されていたが、こうした個別の書き
込みが連携して新たな電子掲示板上の「部落地名総鑑」の形成につながる危険な書き込みで、
地名や名字の書き込みを厳しく監視していくことが大切。現行法では、法務局のみが削除でき
るが、地方自治体レベルまで範囲を広げるべきだ」と訴えた。
この間題は、06年11月7日、第165臨時国会法務委員会でも議論され、長勢甚遠・法務大臣が
「判断が不適切であり是正させた。ネット上に流通する特定の地域を同和地域であるなどと摘
示する書き込みは、同和地区出身者にたいする差別的取り扱いを助長、誘発するものであり、
人権擁護上看過できないもので、厳正に対処する」と回答していた。
続く