07/12/01 04:25:31
和歌山県有田川町福祉課主幹の男性職員(48)が、町民生委員児童委員協議会金屋支部の活動資金や
会員の互助会費など約800万円を着服していたことが30日、明らかになった。
着服した現金は先物取引につぎ込んでいた。
町は男性職員を同日付で懲戒免職にしたほか、中山正隆町長を10分の1の減給3カ月、上司の課長も
減給とするなど4人を処分とした。
町によると、男性職員は昨年1月から支部の事務局業務を担当し、活動資金などの管理をしていた。
今年9月11日、町内の観光業者から「研修会費用285万円の支払いがない」との苦情が町にあり、
問題が発覚した。
町が男性職員から事情聴取した結果、横領した事実を認め、着服した現金の使い道について、
「昨年2月ごろから金などの先物取引に使った」と話しているという。
男性職員はすでに約800万円を返済している。
刑事告発をするかどうかについては今後、町が金屋支部と相談するという。
今回の問題について中山町長は「信用を著しく失墜させ、責任は重大。深くおわびし、今後は職員の
綱紀粛正の徹底に努め、信頼回復に取り組みたい」とのコメントを出した。
産経新聞
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