07/11/28 17:08:53
カナダのメディアは27日、第2次世界大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり、同国下院が日本政府に謝罪などを求める
決議案を今週中にも全会一致で可決する見通しだと伝えた。決議案には、慰安婦問題が「日本軍による戦争犯罪」
であると日本の学校教科書に明記する要求も含まれているという。
同問題では今年7月、米下院が日本政府に公式謝罪を求める決議を可決。今月にはオランダ下院が同様の決議を
可決しており、カナダ下院が可決すれば、日本に対する謝罪要求がさらに国際的広がりをみせることになる。
同メディアによると、日本政府が決議案を可決しないようカナダのハーパー首相らに働き掛けたが、主要4党は既に
可決の方針で合意しているという。
決議案は、日本が「20万人以上のアジアの女性に大戦中、軍の性奴隷になるよう強制した」ことを認め
「公式で誠実、明白な謝罪」を行うよう求めている。
決議案は3月に下院の小委員会で可決、その後、上部委員会での審議を経て本会議にかけられた。
下院本会議は27日に公聴会を行い、韓国人やフィリピン人元慰安婦の証言を聞いた。
[2007年11月28日16時32分]
URLリンク(www.nikkansports.com)