07/11/27 21:13:11
農林中央金庫は27日、平成19年9月中間決算を発表し、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン
(サブプライムローン)問題による10月末までの損失額は、含み損を含め1057億円に上ったと発表した。
中間期では、このうち384億円を処理した。サブプライム関連の金融商品は約4800億円保有しているという。
20年3月期決算の損失処理額は、市場動向によって600億円規模に膨らむ可能性がある。
サブプライム関連では、野村ホールディングスが1456億円の損失を処理。20年3月期では、
みずほフィナンシャルグループが約1700億円、三井住友フィナンシャルグループは約870億円の損失を
見込んでいる。農林中金も野村や大手銀行グループに次ぐ規模の損失を計上することになる。
農林中金が中間決算を発表するのは今回が初めて。最終利益(連結)は前年同期に比べ約10%増の1435億円。
米国債などの運用が好調で、サブプライム関連の損失を補った。20年3月期の経常利益(単体)は、
前期比3・7%減の3520億円を見込んでいる。
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