07/11/24 15:40:01
富山市のかまぼこメーカー「梅かま」(水橋肘崎、奥井健一社長)が、かむ力や飲み込む力の弱い
高齢者や病気の人などに向けた介護食を開発。東京の医療施設で試験導入してもらうなど、今月
から本格的に市場開拓に乗り出した。当面は医療機関や介護施設などへの業務用として売り出す。
高齢者に対応した商品を研究する中で、新鮮なタラのすり身をムース状にする技術を開発。このす
り身に、新鮮な魚介類を加えた「魚介」▽天然素材の野菜ペーストをミックスした「野菜」▽すり身で
作った「かまぼこ」の3シリーズを用意した。商品名は「ケアフード メルティ」。
商品は伊達巻、サケ、サバ、まぐろ団子、ほうれん草、かぼちゃ、にんじん、紅白のかまぼこ。切り身
などをイメージしやすいように形や模様をつくった。冷凍販売し、電子レンジや蒸し器で解凍すると簡
単に食べられる状態になる。
上あごと舌でつぶせて、口の中でとろける。カロリーが高く、簡単に栄養補給が可能。そのままうどん
などの具材としても使える。奥井社長は「化学調味料を使わず、塩分も控えめ。離乳食や幼児食とし
ても利用できます」と話している。
ソース:毎日jp
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