07/11/21 09:46:41
年金記録不備問題に追われる社会保険庁で、自己都合により退職する正規職員が今年4~
9月の半年間だけで、昨年度の1年分に匹敵する317人に上っていることが20日、分
かった。社保庁の担当者は「不祥事が相次ぎ批判を受けている上、記録問題への対応で繁
忙度が増し、辞めていく職員数は過去最悪ペースだ」と困惑している。
20代、30代の職員も半分近い。社保庁改革で組織の廃止、分割が決まっていること
から早期に見切りを付け、転職の道を選んでいる職員も相当数に上るとみられる。
社保庁の正規職員は全体で約1万7000人。5年前の平成14年度に年間132人だ
った自己都合の退職者は年々増え続け、18年度は391人に上った。今年度はそれを上
回るペースで、このままだと年間600人を超す勢い。317人のうち、295人は地方
の社会保険事務局・事務所の職員。本庁職員も既に18年度(16人)を上回る22人に
達した。
社保庁ではここ数年、政治家や有名人の年金記録を業務外で閲覧したり、納付率の成績
を上げるため加入者に無断で保険料を免除していた問題などが相次いで発覚し、厳しい批
判を浴びた。
ソース:産経新聞
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