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東京都築地市場の移転予定地(江東区豊洲地区)の地下水から、環境基準の最大1000倍の有害化学物質
「ベンゼン」が検出されたことを受け、都が算出した土壌と地下水の新たな汚染対策費は計670億円に上ることがわかった。
高濃度のベンゼンが検出される前に算出していた費用より352億円多い。都は汚染対策を踏まえ、2013年3月に
開場するとしている。
築地市場の移転予定地(約37万4000平方メートル)は、東京ガスが石炭などからガスを作っていた工場の跡地。
都は、表面近くの土の入れ替え費用などとして、これまでに318億円の汚染対策費を見込んでいた。
しかし、地下水から高濃度のベンゼンなどが検出され、都は15億円をかけて約4100か所に及ぶ地下水と土壌を
詳細調査するとともに、新たに337億円をかけて地下水の浄化処理などを行うことにした。新たな汚染対策費を含めた
新市場の総整備費は、計4400億円になる。
(2007年11月8日1時7分 読売新聞)
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