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［ロンドン ３０日 ロイター］ 英国の交通警察トップを兼任する州警察本部長が
スピード違反をしていたことが分かった。サウス・ヨークシャー州警察が３０日に
発表した。交通安全キャンペーン行う団体は、同本部長の辞職を求めている。
同警察は声明で「ヒューズ警察本部長は、ノース・ウェールズで犯したとされる
交通違反について通達を受け取った」と発表した。
ヒューズ氏は、サウス・ヨークシャー州警察の本部長であると同時に英国警察長
協会（ＡＰＯ）で交通警察の責任者も務めており、英国警察における交通取り締まり
担当トップの地位にある。
同本部長は、１１月下旬に裁判所に出廷することになっており、有罪判決となった
場合は最高で１０００ポンド（約２３万５０００円）の罰金と運転禁止を命じられる可能性がある。
英国の道路に設置されているスピードカメラに反対するキャンペーンを展開している
団体「セーフ・スピード（SafeSpeed.org.uk）」の創設者ポール・スミス氏は、同本部長の辞職を要求している。
ＡＣＰＯの広報担当者はヒューズ氏の処遇について、「（同氏は）交通警察のため、
責任を手渡すことになるだろう」と述べた。
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