07/10/30 20:32:10
松阪市の下村猛市長は二十九日の定例記者会見で、
東国原英夫宮崎県知事が和牛品評会「第九回全国和牛能力共進会」で宮崎県の牛が優秀な成績を収めたことを受けて
「松阪牛、神戸牛、かかってきなさい」と発言したことについて、
「競争は必要だが、軍配を上げるものではない」と、かわした上で、「パフォーマンスにちょっと浮かれすぎていないか」と、
苦言を呈した。
下村市長は、東国原知事の発言について
「競争しながら質を上げるのは良いが、じゃあ、リングに上がってやってみようということにはならない」と、反論。
「地道な活動で、伝統的な肥育を守っている松阪牛としては、そのやり方(対決)には乗りたくない」と、否定的な考えを示した。
宮崎県によると、東国原知事は十五日の定例会見で、
全国のブランド和牛名を挙げ「対決というのは視聴者とか消費者は好きなんですよね」などと、述べたという。
東国原知事の発言については、野呂昭彦知事が二十三日の定例会見で「勘違いしている」などと、反論したが、
翌二十四日には東国原知事が、自らのブログ「そのまんま日記」で、「一体どちらが勘違いしているのか?」と、応戦。
東国原知事はブログで「宮崎牛VS松坂牛」と題し
「今回、全国和牛能力共進会で宮崎牛が日本一になった。
そこで、共進会には参加していない松坂牛(未経産雌牛)とどちらが美味しいか?
味比べなどをしたら、消費者の興味をそそり、企画として盛り上がるし、
お互いの品質向上やPRの切磋琢磨にもなるのではないか? と考えた。
そこで、宮崎牛と松坂牛の対決! なんてどうだろう? かかってきなさいといった感じ と発言したのだ。
この何が勘違いなのだろう? 勘違いしているのはそちらではないだろうか?
共進会(全国三十八道府県参加)に松坂牛が参加していないことなど、百も承知している」
(文中の「松坂」の坂は原文のまま)などと、野呂知事の発言こそ、勘違いだと指摘している。
伊勢新聞
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