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47都道府県で最も人口が少ない鳥取県の10月1日現在の推計人口が、1978年以来
29年ぶりに60万人を割り込んだことが23日、分かった。県が毎月公表する人口移動調査結果
の速報値で、前月比205人減の59万9830人となった。
国勢調査に基づく県人口は、70年の56万8777人が戦後最少。自然増などで80年に
60万人を超え、85年にピークの61万6024人に達したが、その後は減少傾向が続いていた。
県の分析によると、少子高齢化に加え、近年の景気低迷による民間事業所・従業員数減などが背景。
06年10月比の自然・社会減の合計は4157人で、71年以降で最大の減少幅だった。
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は5月、同県の将来推計人口が2035年に50万人を割り、
49万5000人になると発表。県は、田舎暮らしに関心を持つ都市の団塊世代を定住させるため、
11月にも「UIターン総合推進協議会」を設ける。
毎日新聞 2007年10月24日 3時00分
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