07/10/09 22:28:46
東京都東村山市は9日、アニメ映画の宮崎駿監督らが公有地化を求めていた同市北部の
雑木林取得に向け、購入費約7300万円を計上した平成19年度補正予算案を市議会に
提出した。うち2500万円は宮崎監督らが全国から集めた募金を充てる。可決されれば、
11月にも公有地化が実現する見通し。
購入予定の雑木林は、宮崎監督が散策しながら映画「となりのトトロ」の構想を練ったと
いう「淵(ふち)の森」と川を挟む隣接地。しかし、宅地化計画が浮上し、宮崎監督が会長を
務める保全連絡協議会が「両岸が緑で覆われている景観が破壊される」と市に取得を
要請していた。
購入計画は当初、業者側が市の購入想定価格を大きく上回る金額を提示したため、
頓挫しかけたが、保全連絡協議会も交渉に当たっていた。
渡部尚市長は「緑地指定されていない雑木林の購入については議論もあったが、
多額の寄付があったことなどを総合的に考慮した」と述べた。
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