07/10/01 23:19:24
県人権・部落解放研究集会が２９日、葛城市南藤井の新庄文化会館で開幕し、
参加者は講演やシンポジウムなどを通じて人権・同和問題について考えるとともに、
意見を交わした。３日まで。
部落解放同盟県連合会（県連）など５８団体でつくる実行委員会が主催。
３４回目となる今回は「部落解放運動は人間解放を担いうるか」を開催テーマに
加盟団体などから約１１００人が集まった。
この日は全体集会が行われ、あいさつに立った集会実行委員長の川口正志・
県連委員長は、昨年発覚した奈良市の職務強要事件で有罪判決を受けた元
市職員（４３）について「運動体の心は、あのような不心得な人間のものとは違う」と
指弾する一方、「運動体として反省していかなければならない。支援してくれた人に
おわびしたい」と陳謝した。
この後、県連の外部委員会が８月にまとめた、「行政依存・法依存からの脱却」
などを提唱する提言書について報告。また、ジャーナリストの大谷昭宏さんの
「開け心が窓ならば」と題する記念講演、「部落解放と人権確立の展望」をテーマに
したシンポジウムなどが行われた。
県連の伊藤満書記次長は「部落解放運動が変わろうとしている姿を見てほしい」と
話していた。
ソース Yahoo!ニュース
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)