07/09/25 23:39:50
厚生労働省の補助金をめぐる詐欺事件の初公判が25日、東京地裁(村上博信裁判長)であり、
詐欺などの罪に問われた同省技官中村健二被告(49)=起訴休職中=は交付された補助金の余剰金を返還せずに
約590万円をだまし取ったとする起訴事実を認めた。
共犯に問われたNGO「レインボーブリッヂ」代表代行小坂博幸被告(54)も、
着服を隠すために架空の領収書を中村被告に渡すなどしたと認めた。
検察側は冒頭陳述で、中村被告は97年に小坂被告が経営する会社名義で文房具などの架空の領収書などを受け取り、
補助金を全額使ったと報告して研究費の一部を着服したと指摘。
その後も自ら研究者となったり知人に研究にかかわってもらったりして繰り返しだまし取ったと説明した。
被告人質問で中村被告は「第二の財布として部下との飲みや仕事関係のつきあいなど公費の出ない部分に全額を使った。
申し訳ないと思っている」と述べた。
朝日新聞
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