07/09/19 20:57:00
県立吉田病院(燕市)で内科医がチューブを誤って差し患者が死亡した問題で、
県は19日までに、遺族に示談金1654万円を支払うことを決めた。
また、がんの疑いがあるとの検査結果の確認を怠った同新発田病院(新発田市)の医療ミスでも、
示談金566万円を支払う。
県はいずれも病院側のミスを認め、遺族と示談が成立した。
県議会9月定例会に関連議案を提出する。
県病院局などによると、吉田病院で5月14日、入院中の新潟市の80代女性に対し、
胃に栄養を送るチューブ交換の際、内科医が誤って腹腔(ふくくう)内に挿入。
女性は腹膜炎を発症して同31日に死亡した。
新発田病院では、新発田市の70代男性が昨年2月に脳梗塞(こうそく)で入院。
手術前に行った検査で肺がんが疑われる結果が出たが、担当の脳神経外科医は報告書の確認を怠った。
男性は同9月に再入院したが、がんは全身に転移しており、10月下旬に死亡した。
新潟日報
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