07/09/18 21:23:51
宇宙航空研究開発機構は１８日、インドネシア・スマトラ島沖で１２日に起きたマグニチュード８・４の地震の被災地を
陸域観測技術衛星「だいち」で観測した結果、隆起を含む地殻変動があったことが分かったと発表した。
だいちは今月１７日に合成開口レーダーでスマトラ島の被災地を観測し、地震前の今年１月の観測結果と比較した。
観測できた幅約７０キロの範囲で、高度約７００キロの軌道上から斜めに観測しただいちに向かって、
地面が最大約４７センチ近づく地殻変動があったことが判明した。
これは１２日の地震やその後の余震で、地面が隆起する方向に動いたことを示している。
地殻変動は震源の北東のスマトラ島沿岸部が最大で、今回は観測できなかったさらに東側でも起きたとみられるという。
福井新聞
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