07/09/18 21:17:21
新庄市の県立新庄病院で昨年6月、診断ミスのため出産した子どもが重度脳性まひなどになったとして、
庄内町に住む夫婦が病院を管理する県に対し、
慰謝料など約1億8125万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、山形地裁(片瀬敏寿裁判長)であった。
県側は答弁書を提出し、争う構えを見せた。
県側は原告が主張する出産前日に3回行った心拍検査のいずれかで、胎児が仮死状態となっていたことを見抜いて、
すぐに帝王切開で分娩(ぶんべん)していれば重度の後遺症を免れたとする点について、
「モニターの反応などから必ずしも仮死状態だったとは言えない」などと反論していく方針。
県側は次回、準備書面やカルテなどを提出し、具体的な反論を行う。
訴状によると、この夫婦は、胎児に対する心拍検査などで異常を示す結果が出ていたのに、
すぐに帝王切開しなかったため、低酸素性虚血脳症により、
子どもに重度脳性まひなどの後遺症をもたらしたと主張している。
山形新聞
URLリンク(www.yamagata-np.jp)