07/09/15 02:31:41
奈良市が発注した市営住宅の立替工事で、あらかじめ入札金額を申し合わせて談合をしたとされる元建設業の男に対する裁判がきょう奈良地裁で開かれ、罰金150万円の判決が言い渡されました。
談合の罪に問われているのは奈良市の元建設業かやき恒美被告71歳です。
判決などによりますとかやき被告は、去年9月に奈良市役所で行われた市営住宅の立て替え工事の入札で、13の業者とともに落札の対象者を3つの業者に絞るくじ引きをしました。
そして、3つの業者が落札予定価格に近い金額で、そのほかの業者はそれを上回る金額で入札するように申し合わせ談合したとされています。
きょうの判決で石川恭司裁判長は「談合により入札の公正を害した」として罰金150万円の判決を言い渡しました。
弁護側は検討したうえで控訴するかどうか決めるとしています。
この談合事件には長期にわたる病欠問題が注目された奈良市元職員の妻が経営する業者も含まれていましたが、かやき被告以外の業者は略式起訴や起訴猶予処分になっています。
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