07/09/12 00:51:05
国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市)は11日、2007年版の環境省
レッドデータブックで絶滅植物に指定された「シビイタチシダ」が園内で生きていたと発表した。
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シビイタチシダは1962年、鹿児島県紫尾山のふもとで発見された。
今回生きているのが確認されたシダは、博物館の松本定研究主幹が23年前に知人の
静岡大名誉教授(故人)から譲り受けたもの。記録上では10数年前に枯れたことになっており、
植物園の目録にも載っていなかった。
絶滅植物に指定されたのを受け、8月に松本研究主幹があらためて確認したところ、
園内で鉢植えにされた状態で生きているのを確認した。
松本主幹は「今は胞子が見当たらないが、肥料をやって元気にして子孫を増やしたい」と話している。
植物園は今月16日から24日まで絶滅危惧植物展を開催、シビイタチシダを展示する。(共同)
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