07/09/02 04:33:58
三重県四日市市の市食肉センターから牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法の
特定危険部位、牛の「こめかみ」が持ち出された疑惑で、市の調査委員会の
聞き取り調査で、市内で焼肉店を営む市議が危険部位を切り取っていたとの
目撃証言が公社職員から出ていたことが31日、分かった。
調査委は29日から、牛の頭の処理を行う10業者や、解体など業務委託を受ける
県四日市畜産公社などから聞き取りを行っている。
関係者によると、証言は一部の公社職員から出たもので、同センターで危険部位の
持ち出し禁止が周知された02年11月以降、市議が危険部位の「こめかみ」や
「内ほお肉」など、牛の頭の多くの部分を自ら切り取っているのを複数回見たと
いう。
作業後の頭は、他の食用にできる「ほお肉」「舌」だけを取ったものと見かけが
大きく違い、危険部位の切り取りは明らかだったという。
県に情報提供した県内の食肉業者ら4人は、市議の焼肉店で「珍味」として
「こめかみ」を出していたと指摘している。
一方、市議はこれまでの取材に「持ち出しが禁止され、チェックが厳しくなって
からは一切やっていない」と、疑惑を全面的に否定している。
ニュースソース:毎日新聞
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