07/08/23 19:16:33
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北の湖理事長、朝青龍帰国を容認「医師の決定に従う」
角界トップがついに重い腰を上げた。日本相撲協会から謹慎処分を受けている横綱・朝青龍(26)につ
いて、同協会の北の湖理事長(元横綱)=写真=は23日、「医師の決定には従う」と語り、主治医の
高木洲一郎医師が勧めているモンゴルへの帰国療養に柔軟な姿勢を示した。高木医師によれば、ホテルで
療養している横綱は「怖い」などと発言しているという。3週間以上もゴタゴタが続く問題は、「帰国」という
新たな段階に移行することになりそうだ。
北の湖理事長は23日、「20日間以上も家の中にいただけに、外に出るのは勇気がいっただろう。治療しよう
という前向きな気持ちになったのは、いいことだ。まずは環境を変えることが一番大事。医師と相談するが、
帰国することも一つの方法だろう」と、帰国容認の考えを明らかにした。
加えて、「今後の力士生命にもかかわる。数日間様子を見て、その場合(帰国)は理事会の開催を優先したい」と
語った。協会内には帰国容認に慎重な意見もあるが、「外の空気を吸えてよかったというのは素人考えだから…。
先生にお任せするしかない」と話しており、医師が帰国療養を進言した場合には認めるとみられる。
朝青龍は22日夜に処分後初めて自宅を出て、東京都内のホテルで高木医師の往診を受けている。
吉田所長は「高木先生が都内のホテルの部屋で待つ形をとった。しかし、横綱は何も言わずにベッドに潜り込んだ
だけだった」と説明した。高木医師からは「薬がきいているのか、話しかけても応じなかった。相変わらず昏迷状態だ」
という報告を受けたという。
高木医師の往診は当面、24日まで続く予定で、吉田所長は「睡眠導入剤や精神安定剤などを与えている
と思う。横綱は『怖い』というようなことを言ったと聞いている」と語った。ただ、私見として、「何も変わらないとは
思うんですが…」とも話していた。
吉田所長は北の湖理事長に報告はしてない。「私は理事長の電話番号は知りませんから、高砂親方には
報告しています」と話した。朝青龍が帰国するためには、「条件をつける」「念書をとる」などの動きがあるが、
臨時理事会の承認が必要となってくる。
一方、朝青龍が自宅を出たことも知らなかった師匠の高砂親方(元大関)は「連絡はない」とだけ話した。
朝青龍は早ければ今週末にもモンゴルへ帰国するとみられる。協会側は来年の初場所からの復帰を認めて
いるが、体調によっては先延ばしになる可能性もある。また、精神的なダメージが予想以上だった場合、
「帰国↓引退」という最悪のシナリオになる恐れもある。