07/08/23 19:07:25
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ビデ倫を家宅捜索…薄いモザイク、露出ヤリ過ぎた?
アダルトビデオ(AV)の画像修正をめぐり、警視庁保安課は23日、わいせつ物頒布容疑で
東京都内のビデオ制作会社数社を、同ほう助容疑で審査機関の日本ビデオ倫理協会(通称・ビデ倫)=
東京都中央区=を家宅捜索した。AV審査機関のビデ倫が同容疑で強制捜査を受けるのは初めてで、
業界関係者も驚いている。
調べによると、制作会社は適切な画像処理をしていないアダルトビデオを販売した疑い。ビデ倫は
適切な審査を怠り、通常よりも羞恥(しゅうち)心をあおるような内容のビデオの販売を助けた疑い。
保安課は審査の不十分なアダルトビデオが制作された経緯や、ビデオの販売先などについて捜査
を進める。
ビデ倫は1972年に設立され、ビデオのわいせつ性や年齢基準が適切かどうか、自主的に判断
する会員制の審査機関。
ビデ倫所属の大手ビデオメーカーは、今回の摘発に、「どんな作品がダメと言われたのか、まだ
分からず何ともいえない部分もある。ただ、普通はビデ倫に所属していないインディーズの作品の方が、
よっぽど過激。なぜ、こちらが摘発されるのか…」と戸惑っている。
だが、過激なインディーズ作品に押される形で、ビデ倫も昨年から局部ギリギリのデジタルモザイクや
肛門の露出を容認するなど審査基準を緩めており、「その関係で摘発されたのでは」(大手ビデオメーカー)
とも話している。