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「ウィ・シャル・オーバーカム」 小田実さん追悼デモ
先月30日に亡くなった作家小田実さんの葬儀が4日午後、
東京都港区の青山葬儀所であり、作家の大江健三郎さんや井上ひさしさん、
評論家の加藤周一さん、元衆院議長の土井たか子さんら約800人が別れをつげた。
小田実さんの遺影と鶴見俊輔さんらが先頭になって追悼デモが行われた=4日午後3時32分、東京都港区で
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葬儀のあと、地下鉄の青山一丁目駅近くまで、有志が追悼のデモをした。
「反戦の遺志をついで」と書かれた幕と遺影を先頭に、
葬儀委員長の哲学者鶴見俊輔さんら約500人が、ベトナム戦争以来、
反戦歌として知られる「ウィ・シャル・オーバーカム」を歌って歩いた。
葬儀で、鶴見さんは「黒船到着以来の日本の150年の中で、
ジョン万次郎と肩を並べる大きな人」、加藤さんは「彼の呼びかけは格別の説得力をもっていた。
今も私たちに呼びかけているし、その呼びかけに応えるところに、
我々の希望は開けている」と述べた。このほか日本文学者のドナルド・キーンさんらが、
文学でも市民活動でも国際的なスケールだった小田さんをしのんだ。
「ベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)」から、阪神大震災の被害者救済の立法化、
「九条の会」など幅広い運動に関係しただけに、海外も含め多くの市民活動家も参列した。
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