07/08/01 19:09:00
URLﾘﾝｸ(www.zakzak.co.jp)
ヒデ、朝青龍騒動に大困惑…面識なく参加は偶然
引退後の貴重なプレー映像あだに
骨折しているにもかかわらず、モンゴルでサッカーに興じ、仮病疑惑の批判が集まる
横綱朝青龍。予想外の騒動となり、一緒に参加していた元日本代表ＭＦ中田英寿氏が、
大きなショックを受けている。なにしろ、このイベントは、中田氏が申し出て、
実現したものだったから。観戦中の朝青龍は、子供たちの大声援に後押しされて出場したという。
「ご迷惑をかけたのか、大変恐縮しています。コメントを出して騒ぎを大きくしても
いけないですから…。どうしたらいいのか、中田も心を痛めているところです」（中田氏の所属事務所）
同事務所によると、中田氏のモンゴル訪問を知った同サッカー協会会長で、元大統領のア
マル・ジャルガル氏から、「もし、モンゴルに来るならば、ぜひ表敬訪問に来てください」と、
直々の申し出があった。それに対して、中田氏が提案したのが、サッカーのイベント開催。
ちなみに、観客は同サッカー協会が招待した１３－１５歳の施設の子供たちばかりだった。
中田氏も、同協会へボール７０個をプレゼント。イベントというよりは、チャリティー的な要素
が強かったわけだ。
モンゴルに同行していた同事務所のスタッフによると、「横綱はモンゴルでは英雄。中田も
アジアでは、どこに行っても、歓迎していただきますけど、比べものにはならないほどの歓迎
をしていただきました。横綱は、もともとは観戦だけの予定でしたけど、観戦していた子供たち
からの大きな声援に後押しされて、飛び入りで参加してしまったようです。現地では横綱を
知らない人はいませんから」と話している。
イベントでサッカーをしていたのは、中田氏以外は、日本大使館員のような素人ばかりだった。
２０分ハーフのゲームは「完全な草サッカー。もちろん、ギャラは、いただいていません」（同）とも。
ただ、朝青龍と中田氏は以前から面識はなく、「こちらから、特に誘ったという経緯はありません。
観戦にいらしたのは全くの偶然。イベントの話を耳にして、足を運んでこられたのでは」（同）という。
朝青龍のけがについては、現地では中田氏や同行スタッフに知らされていなかったため、
日本での報道で初めて知り、驚きを隠せないようだ。
現役を引退した中田氏が、サッカーをしている姿は貴重な映像。一緒にプレーしている相手が
他の人だったら、朝青龍がサッカーに興じていてもテレビで大写しされることもなかったはずだ。
人助けのはずのイベントが思わぬ騒動に発展して、中田氏サイドは、ただただ、困惑するばかり。