07/07/31 04:42:31
大阪府枚方(ひらかた)市発注の清掃工場建設を巡る官製談合・汚職事件で、
大阪地検特捜部は、中司(なかつか)宏市長(51)について、競売入札妨害(談合)容疑の共犯として、
31日にも強制捜査に乗り出す方針を固めた。
また、元府警捜査2課警部補・平原幸史郎被告(47)(競売入札妨害罪で起訴)と
元大林組幹部らを1000万円の贈収賄容疑で取り調べる。
調べでは、中司市長は、元市議で府議・初田豊三郎(49)(収賄と競売入札妨害罪で起訴)、
元大林組顧問・森井繁夫(64)(贈賄と競売入札妨害罪で起訴)、副市長・小堀隆恒(61)(競売入札妨害罪で起訴)
の3被告らと共謀し、2005年11月の入札で大林組のJV(共同企業体)が落札できるよう談合した疑いが持たれている。
これまでの調べでは、中司市長は、市が清掃工場の用地取得を進めていた2000年ごろ、大阪市内のホテルで初田、
森井両被告と面談。清掃工場の建設工事を大林組が受注できるよう話し合っていたという。
特捜部はこれまで数回、中司市長を任意で聴取。中司市長はその際、大林組の受注を事前に了承していたことを認めたという。
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