07/07/25 12:15:13
[インドネシア]エイズ感染者にICチップ 州議会で条例案
【ジャカルタ井田純】エイズウイルス(HIV)感染者が急増しているインドネシア東部・
パプア州議会で、感染者にマイクロチップの埋め込みを義務付ける条例案の審議が進んでいる。
ウイルスの流行防止を理由に、感染者の行動を監視するのが目的で、
支援関係者などからは「ひどい人権侵害だ」との非難が出ている。
条例案は、「患者・感染者の行動と性行為を監視する」ために「探知装置が必要」としている。
地元紙によると、条例化を求める地元医師は、同州のHIV蔓延(まんえん)について
「パプア人の存亡にかかわる事態」と述べ、
「感染拡大につながる危険な行動を取る感染者に限定して、
マイクロチップを埋め込むべきだ」と話している。これに対し、
現地のHIV対策責任者は「患者・感染者を特定して識別する行為で、
人権侵害にあたる」と強く非難している。
同州の感染者数は人口10万人あたり67.55人で、
同国平均の4.27人を大きく上回り、同国で一番となっている。
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