07/07/21 16:26:03
慰安婦:「事実を話すことで互いに許し合うべき」
マイケル・ホンダ議員、韓国の高校生らと面会
旧日本軍の「従軍慰安婦」問題に関し、
米国下院で日本政府の謝罪を求める決議案を発議した
マイケル・ホンダ議員が19日、慰安婦の実態について
扱った本の英訳に取り組んでいる韓国の高校生らと会った。
ホンダ議員はこの日、ワシントンにある同議員の事務所を訪れた、
ソウル外国語高校とチョンシム国際高校の生徒らによって結成された
「平和と平等のための歴史研究の会(HOPE)」のメンバー18人に対し、
決議を進める背景や意義について説明した。旧日本軍による真珠湾攻撃の後、
強制収容所で幼少期を過ごしたホンダ議員は、
「この問題(日系人の強制収用)について米国議会と
大統領の謝罪が実現するまでに10年の歳月を要したが、
ここまでに至る取り組みを通じてわれわれは大きな力を得ることができ、
日系米国人社会が一つになるきっかけになった」と述べた。
さらにホンダ議員は、「これは米国社会にとってもプラスになった。
同時多発テロの後、一部の米国人はイスラム教徒を攻撃したが、
それに対して“米国社会がこんなことではいけない”と主張する上で、
われわれの経験は教訓になった」と語った。
前列中央の白髪の男性がマイケル・ホンダ議員
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またホンダ議員は「われわれは慰安婦問題について、事実を話すことによって
互いに許し合わなければならない。戦争による暴力と、女性たちに対する
強姦(ごうかん)の罪について若い世代に教えることで、
“われわれはこの問題をこうやって解決した”と
話せるようにならなければならない」と力説した。
ホンダ議員の話を聞きながら、一部の高校生は涙を流していた。
この後、ソウル外国語高校のチョン・ガヒョンさんから、
「理科教師から政治家に転身した理由」について質問されたホンダ議員は、
「子どもたちに教えることはとても楽しかったが、より多くのことを
子どもたちや市民に伝えたかった」と答えた。そして約30分間の面会を終えた後、
ホンダ議員は「来月日本を訪問した後、韓国に行く予定だ」と述べた。
「HOPE」の会員らは、民族問題研究所が発行した
『われわれは日本軍の性奴隷だった』という本の英訳に取り組む中で、
ホンダ議員との面会を希望していた。
ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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