07/07/11 21:34:01
ミートホープ告発放置調査、事実上打ち切り 農水省と道
ミートホープの内部告発文書を渡したか否かで農林水産省と北海道が対立した問題で、
両者が11日、札幌市内で協議した。両者は「これ以上の調査は困難」との認識で一致。
調査は事実上打ち切られた。
この問題を巡っては、06年2月に内部告発を受けた同省北海道農政事務所が、同3月24日に
告発文書を道庁に持参して担当者に手渡したと主張。道は「当日、担当者は出張中だった」と
受理を否定。双方の検証チームによる調査でも結論は変わらなかった。
3時間に及ぶ協議の後、道庁で会見した双方によると、出席した当事者からの発言はなく、
互いに質問し合うこともなかったという。客観的に手渡しの有無を裏付ける新たな資料が
出ない限り調査を続行できないと判断したという。
見解が相違したままの決着について、同省の貝谷伸審議官は「組織として率直に反省し、
おわびしたい」と話した。
朝日新聞 asahi.com(2007年07月11日20時37分)
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