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参院選公示（１２日）前のラストサンデーとなった８日、各党党首や立候補予定者は全国各地で
アピールに奔走した。自民党の比例代表で出馬する弁護士、丸山和也氏（６１）は東京選挙区か
ら出馬する元アナウンサー、丸川珠代氏（３６）と“初合体”しマルマルコンビで都内で街頭演説。
しかし途中で思わぬハプニングが起き、丸山氏が「黙れッ！！」とブチ切れる一幕があった。
丸山氏と丸川氏でマルマルコンビを結成。しかし問題続きの自民党を象徴する“大トラブル”に
見舞われた。この日午後３時から、東京・有楽町マリオン前で一緒に街頭演説。テレビ番組など
でも「記憶の限り共演したことはない」（丸山氏）ため今回が初共演。加えて同党比例代表の丸
一芳訓氏（５６）、丸茂由紀子氏（４７）と、名前に「丸」が付く４陣営が集結。「○○（マルマル）カル
テット大作戦」と銘打って注目を引きつける算段だった。
演説のトップを切った丸山氏は「『原爆しょうがない』なんて自民党は気が緩んでる！」「私は頼
まれても総理になりません」などと丸山節をさく裂させていた。そこに、偶然通りかかったとみら
れる政治団体の街宣車３台が。ごく近くに車を停め、丸山氏の演説に重ねるように大音量で自民
党批判の演説を始めた。自民側はマイクの音量を大きくして対抗したが、イライラが頂点に達し
た丸山氏は「黙れッ！！」と街宣車に一喝。これが火に油を注いだ？格好で、団体側の批判演説
はヒートアップ。
司会を務めた石原慎太郎都知事の三男、石原宏高衆院議員（４３）も「オイ、石原の息子！」と
言われて思わず「うるさいぞ！！」。演説合戦で一触即発のピリピリムードに包まれた。４人目
の丸川氏はまず冷静に「ごあいさつさせていただきます」と団体側に一礼して演説。「私は母子
家庭で、祖母が母代わりになって…」などと涙ぐみながら話すと、なぜか団体側の演説が一時
止む場面も。元アナの話術が勝った形か？
全体で約４０分の街頭演説も、想定外の“敵”出現で面目マルつぶれ。それでも最後に丸山氏が
「うるさくて聞き取りにくかっただろうけど、何かやろうとすると雑音が入るもの。一緒に頑張りまし
ょう」と聴衆に呼び掛け、マルく収めていた。
ソース：サンケイスポーツ
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自民党候補の街頭演説画像
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街宣車の上に乗り自民党批判する人画像
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