07/06/30 21:43:36
愛知県一宮市の県立高校の男性教諭(43)が自宅で所有するパソコンから、生徒の氏名や
テストの成績など延べ約1万4600人分の個人情報がインターネット上に流出していたことが30日、
分かった。同じパソコンに保存されていた航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)の退職者名簿や
同基地の見学計画書も同時に流出した。
パソコンに入っていたファイル交換ソフト「シェア」がウイルスに感染したのが原因とみられる。
母親が自衛隊に勤務した経験があり、教諭は「データが壊れた時のバックアップとして情報を
保存していた。退職者名簿は母親に頼まれて作った」と話しているという。
愛知県教育委員会は「情報が悪用されたとの報告はない」とし、週明けから生徒や保護者らに謝罪。
教諭の処分を検討する。
県教委によると、流出した情報は、現在の勤務校の10年分、延べ7053分と、前任校5年分の延べ
7545人分。担任クラスの生徒らの氏名、成績のほか、生年月日や電話番号、保護者名などを無断で
フラッシュメモリーに記録して持ち帰っていた。流出した生徒の実数は、重複が多く不明。
県教委に29日、匿名の情報提供があり、文部科学省からも「情報が流出しているのではないか」
との連絡があった。
県教委の長谷川純一教育次長は「大変申し訳ない。再発防止に努めたい」としている。
(2007年6月30日20時36分 スポーツ報知)
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