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栃木県さくら市で自営業者ら5人が逮捕された保険金目的の放火事件で、主犯格の自営業、
小林広容疑者(58)の二男=当時(7)=の転落死についても、殺害された疑いがあることが
県警捜査1課の調べで分かった。二男は3年前にベランダから転落死したが、二男の身長で
はベランダの手すりを乗り越えられないなど不審点が浮上。二男死亡で保険金約8000万円
が小林容疑者に支払われており、県警は保険金目的の殺人事件の可能性もあるとみて、小林
容疑者らを追及している。
県警は小林容疑者の妻、はるみさん=当時(41)=が今年2月、首をつった状態で死亡して
いたことについても、自殺を偽装した殺人事件の疑いが強いとみており、保険金目的の連続
殺人事件に発展する可能性も出てきた。
調べでは、小林容疑者は15年4月、はるみさんと結婚。16年2月9日午後4時20分ごろ、
はるみさんの連れ子だった二男が、当時住んでいた県営住宅の4階から転落死した。二男は
小学校から帰宅後、1人で留守番中にたこ揚げをしていて、ベランダから落ちたとされる。当時
は事故死と判断され、小林容疑者に約8000万円の生命保険が支払われた。
当時の現場検証などで、(1)ベランダの手すりの高さは約1メートル20センチで、二男の身長
ではよじ登れない(2)ベランダに不自然な台が置かれていた(3)小林容疑者が転落の前日に
初めて二男とベランダでたこ揚げをした-などの事実が判明。倉庫への放火容疑が固まり、
妻の殺害容疑も出てきた現段階で、県警はこうした二男死亡をめぐる状況が、事故死としては
不審だとの見方を強め、洗い直しを急ぐ方針を固めたもようだ。
また当時、小林容疑者の経営する会社に勤務していた従業員によると、転落死のあった約2
カ月後、事務所のパソコンに、「おれは見た。若い男がマンションから突き落とした」などと書か
れたメールが受信されているのを見た。
この従業員は「(小林容疑者に)『こんなものがきていますけど』と伝えると、『見なくていい』と
怒られた」と証言している。
一方、妻のはるみさんは2月27日、自宅兼工場内で首をつった状態で死んでいるのを小林
容疑者が見つけたとされる。しかし、首には2種類の絞め跡があるなど、自殺としては状況が
極めて不自然だった。はるみさんにも約9000万円の保険が掛けられていたが、保険会社は
不審な点があるとして、支払いを拒否した。
6月23日10時45分配信 産経新聞
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