07/06/25 06:29:52
中国で鳥インフルエンザが流行した時期に価格が暴落した中国産カモ肉を北海道苫小牧市の食品
加工卸会社「ミートホープ」が大量に仕入れ、牛などのひき肉に混ぜていたと24日、同社元幹部が
毎日新聞に証言した。毎日新聞が入手した同社の内部資料には牛ミンチにカモ肉を混入したことが
記録されている。同社がコストを下げるため、なりふり構わず格安の原料を探していた様子がうかが
える。この日、道警苫小牧署などは、同社本社と汐見工場など約10カ所を不正競争防止法違反
(虚偽表示)容疑で家宅捜索した。
元幹部によると、中国産カモ肉は通常1キロ当たり500~600円程度だが、04~05年ごろに中国
で鳥インフルエンザが流行した影響で相場が暴落した。元幹部は「そのころ、1キロ当たり30~50
円程度で数十トン単位で仕入れ、牛などのひき肉に混ぜて偽装していた」と証言。
同社は10年以上前からミンチに水を混ぜて増量したり、化学調味料で味をごまかしていたという。
元幹部は「社長はどんな肉でも無駄にせず、何でもひき肉に入れていた」と話した。内部資料は工
場長が作成した「投入原料日報」(06年7月)で、そこには「牛ダイヤ」と呼ばれるミンチの原料欄に
「カモササミ」と記載されている。同社の牛ミンチを使った牛コロッケからは、鶏のDNAが確認され
ている。
ソース:毎日新聞
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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