07/06/07 10:35:46
インターネットの自己紹介サイト「プロフ」に書き込んだ悪口をきっかけに集団で
殴り合いをしたとして、警視庁少年事件課は決闘などの疑いで、東京都東久留米市
の高校３年の男子生徒（１７）ら１７～４１歳の男女１０人を逮捕した。
プロフは携帯電話で簡単に閲覧でき、気軽に友人を増やせることから中高生を
中心に流行しているが、匿名性から悪質ないじめなどに発展するケースが問題化
していた。
調べでは、男子生徒が高２だった１月、自分のプロフに「小さい」「デブ」と同級生（１８）
＝同容疑で逮捕＝の悪口を書いたことから悪口の書き込みの応酬に発展。男子生徒が
格闘技の経験がある別の同級生（１７）＝同＝に相談したことから「勝負をつけてやる」と
同月１４日夜に市内の公園で計６人で１対１の殴り合いをした疑い。
ネット上のトラブルに詳しい「インターネット協会」の大久保貴世主任研究員は「プロフ
の書き込みは周囲の友人らも閲覧できるため、自分の正当性を主張しようと言葉が
エスカレートしやすい」と指摘。「現実の憎しみまで発展したケースだろうが、プロフを
きっかけにしたトラブル相談は増えており、対処も難しい」と話している。
決闘罪は旧武士階級の果たし合いを禁じるため明治２２年に制定された特別法で
立会人にも適用される。長らく使われることがなかったが約１０年前から「タイマン」と
呼ばれる少年同士の決闘に適用されるようになった。
(2007/06/07 05:42)
URLﾘﾝｸ(www.sankei.co.jp)