07/05/14 19:38:46
携帯新規参入のイー・モバイル、米ＧＳが株式買い増し
ＡＤＳＬ大手のイー・アクセスは１４日、携帯電話市場に３月末に新規参入した連結子会社、
イー・モバイルの株式の一部を米ゴールドマン・サックス（ＧＳ）グループに売却し、連結対象から
外すと発表した。
イー・モバイルはゴールドマン・サックス証券出身のエリック・ガン副社長を８日付で
社長兼最高執行責任者（ＣＯＯ）に昇格させた。千本倖生会長とガン氏は携帯事業に専念するため、
６月２７日付でイー・アクセスの代表権を返上する。
５月末にイー・モバイル株式１０万株を１２０億円でＧＳグループ側に売却。出資比率を４３．５％から
３７．６％に下げる。東証一部に上場しているイー・アクセスの財務体質を株式売却益で改善するのが狙い。
第２位株主のＧＳの出資比率は２９．８％から３５．７％に高まる。
携帯事業は参入初期に巨額の先行投資がいるため、親会社の財務体質が一時的に急速に悪化する
ことが見込まれる。今のままではイー・アクセスは０８年３月期に２２０億円の連結営業赤字になる見通しだが、
株式売却益で２０億円の営業黒字を確保できるとしている。
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