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安倍首相は28日午後(日本時間同日夜)、米ワシントンから空路、
中東5か国歴訪の最初の訪問地であるサウジアラビアのリヤド空軍基地に到着した。
首相は、日本経団連の御手洗冨士夫会長を団長とする中東訪問団と共に
経済セミナーに出席し、冒頭のあいさつで「私の中東訪問の狙いの一つは
従来の石油を中心とした関係を超え、重層的な経済関係、さらには経済にとどまらない強
固な2国間関係を構築することだ。『日本・中東新時代』を築きたい」と述べた。
また、「サウジアラビアの人づくりにおいて協力を進めていく」とも述べ、
日本とサウジアラビアとの留学生交流、文化交流を拡大する考えを示した。
これに先立ち、首相は皇太子宮殿で行われたスルタン皇太子主催の昼食会で、
石油の安定供給のため「沖縄の国家石油備蓄基地の活用を提案したい。
詳細を事務レベルで検討したい」と述べた。
沖縄県にある石油備蓄基地に、サウジアラビアの国営石油会社の石油を備蓄し、
非常時に日本が使用できるようにする構想を提案したものだ。
ソース 読売新聞 2007年4月29日1時22分
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