07/04/24 13:44:14
旧日本軍の元従軍慰安婦の女性たちが暮らす京畿道広州市の「ナヌムの家」で今月29日、
「第2回韓日平和コンサート」が開かれる。この日のコンサートには、
日本で「憲法9条」を守る運動を繰り広げている日本人約90人と
韓国の非政府組織(NGO)などが参加する。日本国憲法は日本の交戦権と
戦力の保有を禁じる内容を盛り込んだ「第9条」の存在により、「平和憲法」と呼ばれてきた。
参加者らはこの日午前9時30分から「ナヌムの家」の歴史資料館を見学し、
元慰安婦の女性らとの懇談会を開いた後、午後5時まで韓日両国の歌手らによるコンサートを行う。
日本の歌手であり平和運動家であるきたがわてつ氏は、
元慰安婦らを前に「愛」と「日本国憲法前文」という歌を披露する予定。
一方、韓国側からは「韓国挺身(ていしん)隊研究所」や民族運動団体「興士団」、
歌手のソン・ビョンヒ、創作パンソリ(伝統芸能)グループの「パダクソリ(地面の声)」などが参加する。
日本国憲法は来月3日に施行から60年を迎えるが、
最近日本国内では「9条」を改正しようという動きが盛んになっている。
日本人の参加者らは、「憲法9条は戦争のない世界を築くための日本国民の約束だ。
日本政府が侵略の事実や慰安婦の強制動員などを認め、
賠償を行うよう求めるとともに、韓日両国の平和連帯を守っていきたい」と話している。
リュ・ジョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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